聴覚障害とFaxとスマートフォン


耳の不自由な方にとって、昔は筆談やFaxが主な連絡手段でした。
普段の連絡だけでなく、緊急時の連絡にもFaxが使われます。警察や消防なども聴覚障害の方のために専用の回線を設けています。
また、最近はパソコンやスマートフォンを活用し、メールなどでやり取りをする方も増えてきています。
今回は、聴覚障害の方にとってのスマートフォンの活用方法についてご紹介をいたします。
[参考サイト]聴覚障害支援サイト

聴覚障害者の方を支援する機器

聴覚障害の方を支援するものに、屋内信号装置というものがあります。
これは腕時計型をしており、Faxを受信すると振動してお知らせしてくれる優れものです。
Faxの受信以外にも、ピンマイクを併用して赤ちゃんの泣き声を感知したり、送信機を使用してもう片方の装置を付けている人を呼び出すことなどができます。
スマートフォンなどが登場する以前からこのように聴覚障害の方を支援する機器はありましたが、専用機器のため高額なことがネックとなっていました。

聴覚障害の方にこそ、スマートフォンが便利

最近では耳の不自由な方もどんどんスマートフォンを活用しているようです。
パケット通信のみならばかなり格安で利用出来ることも普及を促進しているようです。

聴覚障害の方にとって、テキストベースでどこでも相手と連絡が取れることはかなりのメリットとなっているようです。
特に活躍しているサービスには、次のようなものがあります。

◇LINEやメール
無料で使える便利な通信手段です。
特にLINEはチャット感覚で会話ができるので、声での会話と同じように盛り上がったりできます。
本当に便利ですよね。

◇Google翻訳アプリ
こちらも無料のアプリです。
相手が喋ったことを素早くテキストに変換してくれるので、筆談以上に快適に相手とのやり取りを行うことができるようです。
目から鱗の使い方ですが、耳の不自由な方にとって非常に心強いツールではないでしょうか。

◇インターネットFax
スマートフォンを持っているなら、LINEやメールなどFax以上に便利な機能を無料で利用できますね。
それでもFaxが必要という方にはインターネットFaxがあります。
インターネットFaxはスマートフォンでも利用ができ、Fax機より優れている点として自宅の外にいてもFaxを利用できることが挙げられます。
また、受信時はバイブレーションで通知もできるので、1台でFax機と屋内信号装置と同等の役割を果たします。

◇通信事業者もサポート
ドコモなどの通信事業者も障害のある方をサポートしています。
例えば、ドコモなら基本使用料や各種サービスが割引となるハーティ割を提供しています。
[参考]NTTドコモ ハーティ割

スマートフォンの登場で、障害のある方たちの生活もかなり快適になっているのではないでしょうか。
今後も、便利なアプリが充実していくと良いですね。

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